夏は暑いけど あっという間に過ぎていきそう。
来月から1ヶ月ヨーロッパに行くので!
全部行った事ない国。
楽しみ楽しみたのしみまつり。
最近は 自分の舞台出演がしばらく無いので、
以前よりは多く 知り合いの公演や興味のある公演に出かけて行ってる。
でも なかなかドキドキしない。芝居もダンスも。
全て面白くないという訳じゃなくて、
「役者さん巧いなぁ、面白いなぁ」とか
「素敵な身体の人やなぁ」とか
「誠実な作品やなぁ」とか
「なんか面白いなこのやり方(演出)」とか
「よくできてるなぁ〜(全体的に)」とかはあるし
なんやかんや楽しんでいる時もあるのだけど、
何かこう ぶわーっと涙でるとか わちゃ〜!楽しいーってなるとか、
そういう事がとても少なくて、
私ついに舞台の事がどうでも良くなってしまったのかしらと思うほど。
舞台不感症?(まさかの)
いやいやいやいや。
そんなまさか。それはないやろ。
でもそんな風に心動く事が少ないなんて、残念な人みたい。
と 思っていて。
そんな先日、
以前共演したことのある 神戸女学院大学舞踊専攻4回生の女の子達の
ソロリサイタル公演を観に行って、
ぶわーっときた。
うまくやろうとか、認められようとか、そういう計算の無い身体だからなのか
小さい頃から培った技術はあるけど、技巧の事は全く考えず 気持ちで体を動かしているからなのか
よくは分からないけど
プロのダンサーになるには あまりに身体の力も技術も
他の子より弱いんじゃないかと思う子の踊りで
涙でました。
こういう涙って、ほんと突然にくる。
他のみんなも 全員すごくキラキラしていて、
強かったり 弱かったりはするけど、舞台上に立つ姿が美しいというか。
舞台はやっぱり人間のキラメキやなぁ すごいなー と思った。
がんばりませんとね。