師走

年末なのでふとした時に1年を振り返る。

今年はずーっと、周りにどんどん置いていかれてる気がしたり、自分のやりたいと思ってる事ができなくて焦ったりしている気持ちでいたけど、

目の前にいる子が、今年の始めはただただ寝てぼーっとしたり泣いたりしてただけやったのに、
今はハイハイや つたい歩きでウロウロしたり、バイバイしたり、げらげら笑ったりするのを見て、
それだけで私の1年まぁよかったなーと思える。

子育ては初めての事ばっかりやったけど、無事にここまで私が育てたんやなーってしみじみする。

この子がこれだけ成長したんやから、私のこの1年、子育てしか出来てなくたっていいじゃないかと!

それに、自分で何かを形に残す事は出来なかったけど、
子連れでも色んなとこに行って 色んな作品を見れたし、
行った事無い日本の場所にも行けた。
仕事して、公演やって、の出産前までの日々では出来ないことだった。
インプット、インプット。した。

来年は、子育て+仕事+自分のやりたい事、になるけど
今年1年を踏まえ、さらに強くなって頑張ろうと思う。

逆さま「パフォーマンス」論実践のこと


ちょっと前ですが、大阪・京阪なにわ橋駅アートエリアB1で行われたワークショップのこと。
梅田哲也氏・垣尾優氏が、一見逆さまに見える方法で“パフォーマンス”を紐解く、というワークショップ。
二人がどのような内容のワークショップをしたかという説明はここでは省略します。

梅田さんと垣尾さん、二人ともそれぞれに“誰でもできるパフォーマンスの基本のようなもの?”を参加した皆に提示して、共有してくれた。
どちらもすごく楽しかった。参加者だけが共有できた、秘密の遊びでした。

両者のワークショップの内容は全く違ったけれど、
両方とも通して見ていたので、気づいた共通点があり、それは、
1、“他者に指示された動作を行う”ことを皆にやらせたということ。
2、“ここにいる人全員での共同作業”だと強く意識させるということ。
3、“指示された事をやる以外は、決まったルールの上で各人がそれぞれ自由に動く”ということ。

参加した方は、梅田さんや垣尾さんが言う突拍子もない事を、言われた通りにやっていると、最終的に全員でなんか楽しいパフォーマンスが仕上がっている、という、不思議とも言える体験ができたのではないでしょうか。

ワークショップなのでもちろん観客はいないのだけど、
私は子守りしながら全日見学(梅ちゃんの回はちょっと参加したり)していて、
垣尾さんの回には他に見学に来た方もいて、
その人も言っていたけど、外から見ていると、参加者の皆さんが動いている様は
「十分パフォーマンスとして面白いし〜(関西弁)」
という感じで、
皆さんはパフォーマンスしているつもりがない身体だけど、傍から見るとパフォーマンスしているよう、という。
「他者からの目」というものが、確実にそこにあるのです。

梅田さんの回では Googleハングアウトで世界配信。
垣尾さんの回では 皆で映画を撮る、という設定。
常に“見ている人”の目を、持ってる。

それだけで、パフォーマンスになるのだから
出演者、パフォーマーに「パフォーマンスしてますよ〜」という意識や身体は必要ない。

そこで思うのは、やっぱり素晴らしいと思う役者やダンサーは、
別にパフォーマンスしてますよ〜オーラが凄いんじゃなくて
その動作や行動や台詞が、必然で自然で本当で、その場にいると自意識とかは消えてしまってる。
でも他人の目は分かる。
他人の目を気にして自意識を出すんじゃなくて、自意識がないから他人の目がよく分かる。
そんな感じ。
体は普通。ニュートラル。自意識は体に出る。

私もすごく楽しい本番の時間は、自分なんて空間に溶けてなくなっている(もしくは一緒になっている)のを感じてるのかもしれん。
すごくリラックスした体で。
そして、周りで起こっている事がいつもよりすごくよく分かる。
という事に気づいた。

こわいもの

外に出る時、こわいものがふえた。


例えば横断歩道

例えばエスカレーター

例えば電車の乗り降り

例えば歩きタバコ

例えばなんか見ながら歩いてる人


もしもの時に、どうやって守ろうかを常にシュミレーション。

シュミレーションする時に

一番悪い状況想像するから、一人でゾッとしてる。

子育てが始まって、わけわからんまま大変な1ヶ月半が過ぎて、

赤ちゃんも私も ちょっとだけこの暮らしに慣れてきたから、

やりたいことと、やらなきゃいけないことをいっぱい思い出して、

1つずつやってると時間かかり過ぎで何ともならんまま年取りそうやから、

全部うまいこと同時に進めるにはどうしたらいいかってことを、

ここ数日ずっと考えてる。

毎日!時間をうまく使わなければ!

まずは、出かける予定がない日も 必ず朝起きてメイクすることから。

うまれて


1月末に出産しました。
陣痛めっちゃ大変やったけど、本当に無事に生まれてきてくれてよかった。。。

世の中の子供を持った人、
みんな感じている事かもしれないけど

子供を持つと人生観が変わる。


夫ちゃんもそう言っているので、お腹を痛めたかどうかはあまり関係ないらしい。
実際 出産から1ヶ月たった今、目の前の子供に向き合っていると、お腹の中にいたときの感覚とか 陣痛の痛みとかはすっかり遠くにいって

新しく出会った、この子との一瞬一瞬に集中してる。
これは多分夫ちゃんも同じ。


そして、「この子を外に出した瞬間私も生まれ変わったんやろうなぁ」と思うぐらい
今までと違う感覚で生活している気がする。

例えば何か出来事や作品を見たとき、子供がいる前と今とでは 全然違う事を感じる。

その自分の中の変化に気づいて、
嬉しくもあり、寂しくもあるような、不思議な感覚。


子供がいないときの自分はもういないので。


まぁでもこれからも自然に、正直に、信じる事を欲張ってやっていく事に変わりはなくて。
プラス子供を育てるっていう壮大な経験もさせてもらえるなんて幸せ。


私たちはどんな家族になるんかな。

家のこと

もうすぐ子供が産まれる予定で、
子供の免疫力や安全性などなど考慮して 昨年秋頃から鉄筋のアパートに移住した。

元の古い木の家から徒歩3分ぐらいで、木の家もそのまま契約中だけど。

アパートは窓の結露がすごくて、湿気るので畳にカビが生えた。
ホコリもすぐ塊になってたまる。

木の家は風通しがいいからそんなことはない。(でも超寒い)

今日は窓に結露防止シートを貼る作業。
カビは健康面で気になるので、ちょっと前には除湿器も購入。
しょっちゅう換気しないと空気が悪い気もするし、

古い木の家もそれはそれは大変だったけど
(色んな隙間うめたりとか 虫の出入りとか)

文明の家も大変だなー。

2012年末ごはん(メインディッシュ)


イサキの薪窯焼き 福島パポッキオ



甘鯛のカラスミバターソース 北浜リルチェンテ



牛とフォアグラのマルサラソース 北浜リルチェンテ



海老とパプリカのグリル 自宅




















しあわせ。

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