父の死について2

あの日の朝、お母さんからメールがきて、それは
「お父さんの顔色が悪いように思うからいつもより30分早く病院に来てください。あくまでも私信です。と、いつもの看護師さんから電話がきた。」
というもので。
私は
「わかった。何かあったらすぐ連絡して。」
と返したんやけど、
今日いきなり、

あの時、そのメールを見てすぐにタクシーに飛び乗って病院まで行ってたら間に合ったかどうか

を考えてしまい、マップで経路を調べた。

結果は、
タクシーに飛び乗ってたとしても
死亡診断書に書かれた時間には間に合わなかった。

お父さんは、多分自分でも分かって、
最善の、完璧なタイミングで、自分の息を引き取った気がする。
もちろんもっと生きたかったと思うけど、
意思とは無関係に体が無理だと言っている中、
無念だけど、終わらないといけないならここだ、という日に亡くなった。
と思った。

最期までスケジュールに厳しかったな。。

出産前の最後のお見舞いの時に
出産する予定の日、退院の日、そのあと夫と長男が1ヶ月半の海外に出発する日、を
カレンダーを指差しながら伝えて、それにお父さんは頷いてた。

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