2014.10

10月のいろいろ。

10月は月末に第2子出産という一大イベントがあったので、月初からソワソワの毎日であった。
月はじめの診察で子宮口が開いてきてて、いつ生まれてもおかしくないと言われたため…
でもそこからは進まず、結果は予定日5日遅れで女の子を出産。

産む前も身体は不自由さでいっぱいやし、産む時めっちゃ痛いし、産んだ後の体のガタもスゴイけど、
産んでしまえばそんな事一瞬で忘れられる不思議よ再び…。
産んだ後しばらくしたら、産んだ痛みも他人事みたいに思えてくる。
やっぱりお腹の子供が自分で出てくるイベントなんやなぁと思う。
お腹にいる時も、出てきてからの子育ても同じ、
私は子供がやることをサポートしてるだけで、やるのは本人なのだ。


秋は舞台芸術も公演目白押しやけど、上の子もいるし臨月なので諦めた公演もあり。
そんな中で足を運べた公演や映画。

・doracom祭典2014『gallery』
・contact Gonzo『xapaxnannan(ザパックスナンナン):私たちの未来のスポーツ』
・地点『光のない。』

・『ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古』
・『悪童日記』

維新派の大阪公演を 野外で寒い中2時間超えは臨月じゃ心配かーと諦めたのと、
関西小劇場で1番観るの好きかもしれない月曜劇団の本公演を 出産直後で観られなかったのが残念。。

ドラカンの『gallery』は、江之子島文化芸術創造センターで実際に展示されている現代絵画の前で その絵についてパフォーマーがパフォーマンスするというもの。
この作品自体は何度目かの上演らしいのだが、本物の絵画と共に上演するのは初めてとのこと。
以前までの公演は、額縁だけがあるという舞台美術だったらしい。
額縁だけバージョンを観ていないので何とも言えないけど、私は額縁だけの方が想像力を掻き立てられるのではないかと、
今回のを観て以前の公演が観たくなりました。
実際の絵がそこにあるとどうしても比べてみてしまい、パフォーマンスの内容が「何だかふざけながら絵画のお勉強をしている。そこから新しく別の何かを作ろうとしている。」ような感じに見えて、
うーんと、それはそれで面白いしそれが意図することなのかもしれないけど、
私はこれを作品として観るならそうではない風に観たかった、という感じかなぁ。。。

コンタクトゴンゾの公演は、舞台作品と銘打つ公演で リハもほとんど関わらなかったのは初めてかもしれない。
西京極スタジアムの美しい景色でした。
お客さんが、みんなそれぞれにこの作品と向かい合いながら見ている姿が印象的。
う〜ん?な人も、にやにや〜な人もいて、でもみんな「なんじゃこれー」やったかもしれない。
場所と、身体と、光と音があり、どれもシンプルで丸裸にお客さんの前に出されている感じが、
あぁ芸術だと思った作品。

地点はどんどん重ねられていく言葉たちと 舞台美術の美しさと コロスの音
とにかく終わった後に「観てよかったなー」と思う気持ちが残りました。
何がどうとかはあんまり説明できない。。。
人間の 真摯な姿がみえた?


映画を映画館に見に行くという行為は本当にリフレッシュになる。
頭がリセットされるような。

ピーターブルックのドキュメンタリーは、大学の演劇専攻時代の事をすごく思い出した。
ピーターブルックの舞台を初めて観たのも大学時代だったし。
「そうそうこれが演劇(に限らず舞台芸術)をやる事の素晴らしいトコよねー」
という事をピーターブルックがはっきり言葉で言ってる。

悪童日記は、これも大学時代に読んで衝撃を受けた小説の映画化。
主役の双子の役者が本当にオトコマエだった事を書いて終わります。

0 コメント:

Leave a Comment

Back to Home Back to Top 木の家にすんでる。. Theme ligneous by pure-essence.net. Bloggerized by Chica Blogger.